週末頃には3~5分咲きだった桜が、週明けには満開になっていました。
最近は春の陽気に恵まれ、一気に咲き誇ったようです。ただ、今日はあいにくの雨風。昨日にようやく見たばかりの満開の桜が、今日の天候で流れ落ちてしまうと観測が。
仙台は毎年、桜が咲くと花冷えの天候が多くなります。花見のシーズンが訪れると、強風や雨風の影響で桜祭りのタイミングに悩みます。会社のスケジュールを鑑みない桜のマイペースぶりは、花見をリスケジューリングする人々にとって、ゲリラ的な強行開催を余儀なくさせます。
今年の桜前線のニュースほど、話題に上らなかった年はありません。私のまわりでも、花見の話を楽しみにしている方が、あまり見られないように感じます。震災以降、桜の開花に気づけないほど、人の心が疲れているのでしょうか。
今に散ってしまう事はわかりますが、せめて花冷えするこの時期、桜の花が少しでも生きて、桜を見上げた人の心をホッとさせてほしいと思います。