初めまして、天女楽太郎と申します。
東日本大震災で被災され、ご不幸に見舞われた方々。
また、今もなお復旧を待ち、不安の中で過ごしている皆様。
本当に心よりお見舞い申し上げます。
私も仙台で被災しました。
避難所を転々として、ようやく自分の足で戻れました。
避難生活をしている間、多くの方と、様々な話をしました。
そこで思い知ったことがあります。
私は一命を取り留めたこと、それだけで他の方々と変わらない。
今こうして寒い夜を過ごし、恐怖や不安を感じて過ごしています。
ただ、より強く感じるのは、あの人は何を感じて、どうして過ごしているのだろう。
もし私にできるなら、すぐに言葉をかけて、傍で守りぬきたい。
自分には何の力があるのか、それは分かりません。
ただ、大切な人に思いを伝えたい。いや、せめて人に伝わるならそれでいい。
私が人に、思いを伝えられる方法があるとするなら。
物語を紡ぐこと、絵を織ること、詩を編むこと、それだけです。
せめて私の作った文章で、多くの人の気持ちを、大切な人の心を、少しでも癒やすことができたら。
私はただ、そう願っています。
このサイトにお越し下さった皆様。
本当にありがとうございます。
そして、どうぞご愛顧ください。
これからも、よろしくお願い致します。
天女楽太郎